今年10月施行の法改正では最低賃金の改定ばかり話題になりますが、確定拠出年金制度でも大幅な改正があります。
現行は企業型確定拠出年金、個人型確定拠出年金(iDeco)のいずれかでしか加入できませんが、10月以降は両方に加入できるようになります。
■メリット
掛金の法定の枠内をフル活用できる。
掛金については非課税、社会保険料の対象外。
■デメリット
口座管理手数料が2つ分かかるため、運用益がその分目減りする。
起業にお勤めの方は企業型のみに加入している加入者が多い中で、事業主掛金が低くて運用が頭打ちになっている方には朗報です。
月額5,000円程度では老後の補償にはほぼ役に立ちません。ぜひ月額限度額(55,000円)を目指して拠出を拡大しましょう。
■企業型DC加入者がiDeCoを利用しやすくなります
000882661.pdf (mhlw.go.jp)