離婚は単に戸籍上の表記が変わるだけではありません。離婚事由にもよりますが、離婚することによることのメリット、デメリットをしっかり考える必要があります。養育費、慰謝料以外にも特に、お子さんがいる家庭は、お子さんの将来のことも必ず考えて、生活設定を立ててください。
少なくとも以下の点は必ず確保することが必要です。
・離婚して就職できそうか?
・収入面(子どもの学費など)は確保できるか?
・離婚して住居は確保できるか?(安定した収入がないと民間の賃貸住宅は借りられません。)
上記についてクリアできたら、配偶者と離婚協議をします。
養育費、慰謝料、子どもとの面会権などで揉めることが多いのですが、これが決まらないと
離婚調停にもつれ込むことになります。
慰謝料は離婚を申し立てる側で金額をある程度は決められますが、養育費は慰謝料とは別物で、子ども固有の権利です。こちらは裁判所が過去の例を参考に、養育費の相場に基づき決定します。そのため、親が勝手に養育費を決定したり、放棄することはできません。